わが家は、キッチンやお風呂などの水回りのほか、
5畳のダイニングと7畳の洋室のみの小ぢんまりとした1DKです。
小さいわが家をより広々と使うために日々試行錯誤していますが、
先日、部屋の模様替えをしてみました。
ダブルベッドを中央のダイニングへ移動させて、
一番広い洋室は、モノを何も置かない「なんもない部屋」に。
今回は、1室を「なんもない部屋」にしてみた感想と
そのメリットをご紹介します。
ベッドの位置を変えてみた
もともと、洋室の中央にベッドを設置して、広い寝室として使用していました。

日の光が入る広々とした寝室も
それなりに気に入っていたのですが、
一番日当たりのよい大きな洋室が、主に寝るときにしか使えないこと、
そして、中央のダイニングは日当たりが悪く、日中有効活用できていなかったことが
何とももったいなく思っていました。

そこで、思いきってダブルベッドをダイニングに移動することに。

なんと、縦横の幅がダイニングの大きさにジャストフィット。
窮屈かな?と最初は心配していましたが、
このコンパクトな感じがビジネスホテルみたいで意外と居心地よいです。笑

そして、「なんもない部屋」が完成
ベッドを移動した後は、
奥の洋室は家具を一切置かない「なんもない部屋」になりました。

使いにくければ家具を買い足してもいいかなと思っていましたが、
何も置かないからこそのメリットがたくさんあったので
しばらくはこのままでいいかな、と思っています。
「なんもない部屋」のメリット
①視覚刺激がない
人は情報にあふれる毎日の中で、意識はしていないものの
知らないうちにたくさんの視覚刺激を受けています。

私はモノを減らし始めて、部屋の中の視覚刺激が減っていくにつれて
モノがない空間に安らぎを感じるようになり
「これまで知らず知らずのうちにストレスを感じていたんだな」とわかりました。
朝起きて、「なんもない部屋」のカーテンを開けるとき
まっさらなこの部屋を見て、解放感で嬉しい気持ちになります。

モノを何も置かない空間は
いるだけで不思議と心が安らぎます。
②とにかく掃除がしやすい
主婦としては、コレが「なんもない部屋」の一番のメリットと言えるかもしれません。
障害物が何もないから、モノをどかす手間いらず。
掃除機をかけるのは、丁寧にやっても3分ほどで終了します。
労力がかからないから、毎日かけても苦じゃありません。
掃除を苦にしないためには、習慣にすること。
習慣にするためには、限りなく掃除へのハードルを下げることだと思っています。
この部屋だったら、掃除機もかけやすく、床磨きだってできちゃいます。
掃除をする前に「モノを片づけなきゃ」というストレスがなければ、
キレイになればい嬉しいし、掃除自体は楽しいんだなーと気が付くことができました。
③やりたい時に、やりたいことがすぐできる
モノが多くて困ることは、何かをしようと思った時に、そのためにまず
片づけやモノをどかす作業が必要だったりして、すぐに取り掛かることができないこと。
やりたい気持ちがあっても、いったん片づけの手間をはさまないといけないと
せっかくの「今やりたい」というやる気がそがれてしまうし、気分が下がってしまいます。
「なんもない部屋」なら、デフォルトがフリーの状態なので
やりたいことにすぐアクセスできます。
④狭さやモノの有無を気にせずに過ごせる
広い部屋を何もない部屋にすることで
今までの小さな空間では諦めていたことができるようになりました。
例えば、「筋トレ」。

ヨガマットを出してくれば、部屋がトレーニングルームに早変わり。
プロジェクターでトレーニング動画を大画面で見ながら
ストレッチやヨガ、筋トレをしています。
家具などの障害物がないので、
手足を伸ばす動きも気にせず行える。
他にモノがないから集中できるし、ジムみたいで気分も上がります。
他にも、ラグを敷いて室内ピクニック気分を味わったり
(暑さでアウトドアがしづらい今の季節におすすめ)、
夜は折りたたみチェアとスツールを出してきて
広々シアタールームとして使うこともできます。
家具や家電が置いてある生活感のある部屋ではできなくても
何もない部屋なら、手軽にイベントスペースとして遊べるのが楽しい。
フリースペースがあれば、家の可能性が広がる

人は隙間を埋めたがる習性があるように
あいてる空間を見ると「もったいない」と感じで何か置きたい衝動に駆られますが
がらーんとした「何もない部屋」があったっていいと思います。
誰の部屋でもないから、だれでも使える。
何のための部屋でもないから、「好きな時に、何でもできる」、そんなフリースペース。
思っていた以上に快適です。
少しでも参考になれば嬉しいです^^
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