先日、ある映画を観ていて
自分がミニマリストになったきっかけを思い出すことがありました。
ミニマル思考に目覚めて、約1年。
以前は、モノは多ければ多いほど豊かで便利で、
ミニマルな生活は不便で不自由だと
逆に否定的だった私。
何がきっかけでミニマリストになり、
今日まで継続して、ミニマルな生活を探求し続けているのか。
今回はそんなことを
つらつらとお話ししようと思います。
ミニマル思考を思い出させてくれた映画
先日Amazonプライムでたまたま観ていて、
ストーリー自体は関係ないものの
自分がミニマリストになったきっかけを思い出させてくれた映画。
それが、「I Feel Pretty」という映画です。
自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋も積極的になれないレネー(エイミー・シューマー)。ある日、自分を変えようと通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していたのだ(とただの勘違い)!見た目はそのまま、超絶ポジティブな性格に生まれ変わったことでレネーは自信に満ち溢れ、仕事も恋愛もすべてが絶好調になるが…!?
出典 : Amazon Prime Video
主人公レネーの見た目は全く変わっていないのに、
自分が絶世の美女に変身したと錯覚することで
自信満々に行動できるようになり、物事が好転していくストーリー。
周囲の人々は、レネーのことを「ブスのくせに何勘違いしてるんだ?」と
最初は怪訝に思うけれど、
自信満々な彼女に次第に惹かれていきます。
周りや世界が変わらなくても、自分の自己肯定感が上がるだけで、
物事がいい方向に変わっていく、観ていてポジティブになれる作品でした。
ミニマル思考も同じ
ストーリー自体はミニマリストと何の関係もないのですが、
映画を視聴した後、「ミニマル思考に通ずるものがある…」と感じました。
<幸せは、「何を持っているか」ではない。
自分が「今の状態をどう捉えるか」次第である。>
1年前、その考えに気づけたことが、私がミニマリストになった最初の一歩でした。
映画「I Feel Pretty」で言うと、
レネーは自分の容姿にコンプレックスがあり、
美しい顔も抜群のスタイルも
いわば「何も持っていない」状態。
その事実は変わらないのに、自分の今の状態を
たとえ勘違いでも「肯定して捉える」ようになったことで
人生が好転していくのです。
<自分の今の状態を「満たされている」と自分が思えれば、
持っているモノが少なかろうが、周りにどう思われようが、幸せなんだ。>
そう気づけたことが始まりでした。
ミニマル思考になったキッカケは “一冊の本”
私がそう気づけたのは、今から約1年前。
ある一冊の本との出会いがきっかけでした。
佐々木典士さんの著書、「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」です。
今思えば、私がそれまでの生活から一変して
ミニマルな生活に興味を持ちだしたのは
この本の内容に感銘を受けてからだと思います。
この本では、
「今あるモノで十分満たされている」と気づくこと。
そして、満たされている今の状況に感謝すること。
感謝すること=「幸せ」そのものである。
と語られています。
それまでの私は、
ファッションブランドやインフルエンサーのSNSを毎日チェックし、
常に欲しいモノがあって、人と比べては足りないものばかりを探して、
今あるモノにいちいち感謝なんてしていませんでした。
この本を読んで、
「欲しいものはもう持っている。私はもう満たされているんだ」と気がついて
必要以上に欲しがる必要はない、とわかりました。
そう思ったら、何だかとても気が楽になったのです。
その後、持ち物を見直して減らしていくにつれて
節約になったり、家事ラクに繋がっていき、
ミニマルな生活をさらに極めたいと、今の生活に続いていきました。
今の自分で十分満たされていること、
今の自分が好きだということ、
そう思える状態こそが「幸せ」で、
幸せは「追い求めるもの」ではなく
「感じるもの」であるとわかったのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した映画「I feel Pretty」はAmazonプライムビデオで視聴可能です。
難しいことは考えず、ただただたハッピーになれる映画なので、
気になった方はぜひ観てみてください^^
たまたま観た映画で
自分がミニマリストになったきっかけを思い出すことになるとは
思っていませんでしたが…
ミニマル思考に目覚めて約1年。
自分の考え方や大事にしていること、
今の暮らしに至った経緯を
一度立ち止まって振り返るのも悪くないかなと思いました。
少しでも参考になれば嬉しいです^^
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